ソフトウェア開発で伸びる人、伸びない人
どうにも潰しにくい暇が出来てしまって、どうしようかと思っていたら、手短なところにこの本が転がっていたので、ざっと読んでみました。
コンサルティングの経験などを交え、ソフトウェア開発で伸びる人とそうでない人に間にある違いは何か、また、成長するにはどのような姿勢が必要なのかを説明しています。
個人的な感想ですが、内容は結構地味です。
全く持ってハイカラでありません。
大胆さ・奇抜さを身上とするようなひとにはきっと物足りないに違いありません。
ですが、私のような者には、身に積まされる内容が数多くありました。
また、いつもながら、個人にしてもチームにしても一朝一夕には成らないのだなという現実に直面し、遠い目をしてしまいます。
個人でもチームでも、日々の積み上げを尊重しなければならないと思うのですがね。
それはともかく、
姿勢を正して精進料理に向き合うかのような、ストイックな味わいのある本だと思います。
天才向けではないかもしれませんが、凡人はすべからく読んでも良いと思います。
語弊があるかもしれませんが、大多数が普通で凡人であると思って許してください。
ソフトウェア開発 で伸びる人、伸びない人 (技評SE新書002)
- 作者: 荒井玲子
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2006/01/19
- メディア: 新書
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